最終更新日 2024年4月14日 by kurasi
大昔、人は物々交換をすることで欲しい物を手に入れていました。
やがては貝や石などを使うようになり今は紙のお金です。
それらを大切な財産と同等の価値を持つものとするには、お互いの信頼が成り立っていることが前提となります。
一瞬にして本当に単なる紙になりはてる危険性もある紙幣ではなく、ずっとその輝きは消えることなくどこの国に行っても一定以上の価値を持つ「金」で貯蓄を考えてみてはいかがでしょう。
それが株式会社ゴールドリンクで有名な純金積立です。
最近ではネット銀行も参入、オンラインで簡単に始めることが出来るのです。
毎月一定額のお金を積み立てて少しずつ購入します。
貴金属系のアクセサリーを持っている方なら分かるでしょうがとても高価な金、でも1000円単位からの積立が可能なので庶民でも充分手が出し易いのです。
一度始めたらあとは自動的に積み立てられていくだけ、忙しい毎日を送る現代人にピッタリの投資方法です。
その他にも純金積立ならではのメリットはさまざまあります。
金地金の現物を購入すれば保管料がかかりますが、純金積立なら管理保管料がかからないのでコストを抑えられます。
今流行のFXや株式投資は最初に数十万円程度初期費用がかかるのですから、投資法の中でも始めやすい方法です。
毎月一定額を購入し続けることから、金の毎日の価格の上下に振り回されること無く購入価格は常に平均化できます。
これは「ドルコスト平均法」という投資法、長期間続けるほど取得コストは抑えることが出来ます。
少しずつでも純金を買っていっているのですから、それを金の現物と交換することが出来ます。
金貨をコレクションしたりジュエリーを身につけたり、日々の生活を少しリッチに送ることだって可能なのです。
もちろん解約して現金化することも、続けていく中で自分が望む状態に自由に交換することが、地金だと最初から決まったサイズの現物を購入するしかありません。
魅力的な純金積立、でもデメリットもあることは知っておいてその上で検討することが大事です。
ドルコスト平均法に基づいた投資、短期間に高い売却益を出すことは難しい のです。とりあえず飛びついてみてちょっと経験したら違う投資法を試してみようという方や、すぐにでも利益が欲しいからこそ投資法を探しているという方はやめておいた方が良いでしょう。
少しでも高いリターンをとなると金価格が下がったところで一気に購入、そして高くなったところで一気に売るという価格差による利益を狙わねばなりません。
素人がそういった見際目をするのは大変、それにそれだと金先物取引や金CFDといった他の投資法へとなってきます。
金そのものに価値があるという点では株や債権とは違います。
なので価値がゼロになってしまうことはありませんが、買ったときよりも価値が下がってしまうことはあるでしょう。
こまめな相場のチェックはきちんと行い、売買を行わなければなりません。
定期的に自動的にお金が振り込まれてと楽な投資法であるがゆえに、ついつい放ったらかしにして気付いたら大きく価値が下がってしまっていたということはありうるのです。
たとえば三菱マテリアルの場合には年会費が864円・購入手数料は1000円あたり25円から30円かかります。
一部の取扱会社ではあるものの年会費がかかることがあるので、それも踏まえたうえで会社選びをすることです。
一定の手数料がかかるというのはどこも同じですが、こちらも金額に差はあります。
こういったお金が高くなるとその分、実質利回りは少なくなってしまうのです。
だからこそ手数料コストも入れた上でシミュレーションしておいた方が良さそうです。
デメリットもあるものの、金そのものの価値の安定性や少額から投資できるといった特徴ゆえに投資初心者向けの手法ではあります。
通帳に入れておいてもほぼ増えないといってもよいこの世の中、投資を考える方は多くなりましたがまずはこちらを試してみてはいかがでしょう。
投資はリスクもありますから、生活費はそのまま残しておいてお小遣いを少し増やすといった感覚で始めるのが失敗ありません。
金投資には興味がある、でも現物を購入するほどのまとまったお金は出せそうにないと言う方も純金積立が良いのです。
保管料もかからず、充分お小遣いの範囲内で出来そうです。
金融市場が不安定になった時、資産の逃避先として選択されることが多いのが「金」です。
株式や債権といった金融資産への投資は止めておいた方が良いというのではなく、そこにすべての資産をなげうっておいてゼロとなるリスクを回避するためにも純金積立と分散投資しておく方が良いでしょう。
金融資産の方はダメになってもすべての財産が失われたわけではない、そういった状況であればもう一度少しずつでも増やしていける可能性はあります。
何が起こるか分からないこの世の中で不変的価値があるものはそうはありません。
金というのはそういった存在として丁重されているわけです。