最終更新日 2024年4月14日 by kurasi
朋和産業株式会社と聞いて、あの会社かとピンと来る人はどれくらいいるでしょうか。
私はつい1年前からこちらに注目するようになったのですが、いざ意識してみるとあらゆるところにこの名前があって驚きました。
⒈朋和産業株式会社の業務内容
まず朋和産業株式会社は、包装用資材や包装機械の販売などを行っています。
何か地味そうだなと、そう感じる人も多いかもしれません。
私も実際、包装用資材がどれほどだと思っていました。
ところがこちらの会社で取り扱っているデイリー商品、これを知ってからは一気にその興味が湧いてきたのです。
デイリー商品は、スーパーやコンビニに売ってあるあらゆる食品のパッケージに使われています。
本当に一言では表せないくらいの種類数で、ホームページを見て代表商品を見た際には思わず声が出てしまいました。
あれもなのこれもなのといった形で、寧ろ見たことのある商品ばかりに使用されていたからです。
その後はスーパーやコンビニに行くと、朋和産業株式会社のパッケージがどうか見るようになりました。
まるでゲーム感覚で、名前を見つける度に驚きと感動のようなものがあるのです。
いつも知らず知らずの間に手に取り、お世話になっていたのだなと感慨深くなりました。
⒉利便性に驚いた!
これだけ身近にデイリー商品があることもそうですが、更に驚いたのがその利便性です。
私は普段から色々な菓子パンをよく買うのですが、振り返ってみると毎度開封に苦労したことはありません。
いつも開けやすく、それでいて強度も十分なパッケージばかりで、考えてみると便利でよく出来ているなと感心していました。
それもこれも、この会社の技術の結晶だったのです。
いかに使いやすくストレスフリーな梱包にするか、技術の高さとプロ意識が窺えます。
それなのに特別注目されることはあまり無い、まさに影のヒーローのような会社なのかもしれません。
あとは、ロゴなどのデザインも素晴らしいです。
⒊印刷や加工もすべて一貫して行なっている
通常こういった資材を取り扱っている会社では、包装に使う本体の製造だけをして、印刷やその他の加工は外部委託であることが多いそうです。
私も正直、その方が何かと都合が良いのではと漠然としたイメージを持っていました。
ですが朋和産業株式会社では、印刷や加工も含めた何もかもを一貫して行っています。
ということは、私が日頃から目にし食べてきた製品の、親しみ慣れたイラストなども全部こちらが製造していたことになります。
どれも商品名が大きく書かれて色合いも鮮やかですし、本当にセンスが良いものばかりです。
これだけ熱意のある会社がデザインしていたわけですから、今になってそのクオリティの高さに納得がいきました。
⒋普段勤務しているスーパーで宣伝をしてみた
こうした感動もあり、私は先日ついにある行動に出ました。
それが普段勤務しているスーパーで、この会社の宣伝をすることです。
実は私が働いているスーパーではオリジナルブランドの製品を取り扱っているのですが、パッケージのインパクトが地味で一瞬中身が何なのか判らないものもあります。
売れ行きも決して良くはありませんし、以前から気になっていました。
そこで登場するのが、朋和産業株式会社です。
私は開発会議の場でこの名前を出し、梱包用資材の発注をしてみたらどうかと提案しました。
そうすると上司の方からもやってみる価値はあるとのプッシュを頂戴し、見事依頼する方向で話が決まったのです。
率直に、非常に嬉しかったのは言うまでもありません。
僅か数日後には先方への連絡も済み、本格的に会社同士のやり取りが始まったと聞きました。
私は下の方の従業員ですし、そこまで進捗状態に首を突っ込めるわけではありません。
ただ、純粋に自分の意見が通ったことや、この会社の凄みを仕事仲間と共有出来たことに大きな価値を見出しています。
この依頼は現在進行形で進んでいるようで、まだどういう結果になるかは想像出来ません。
ここでその感想を述べれば良かったのですが、また別の機会があることを願っています。
とはいえ、絶対に以前のものよりは良くなる確信があります。
ここまでのシェア率とクオリティの高さを実現出来ているわけですし、お願い出来るだけでも貴重だったのかもしれません。
早く私も現場に立って、新しいオリジナルブランドの宣伝をしたいです。
⒌まとめ
朋和産業株式会社の存在を知ってから、スーパーやコンビニに行くのが改めて好きになりました。
こんなにも近くにいて、それでも自らの存在は強く主張せず、どこか縁の下の力持ちのような役割にシンパシーを感じています。
同時に何かを売るということには、沢山の人やアイデアが関わっているのでしょう。
例えば菓子パンならその味にばかり評価が向きそうですが、今後もパッケージやイラストには特別注目していきたいです。
どれだけ美味しくても目を引く外装も必要で、コンスタントに誰かの手に取ってもらうのは難しいことなのかもしれません。
これまであまり意識をしていなかったという皆さん、是非今後はデイリー商品の存在を意識してみてください。
買い物の在り方が変わるようなことも、きっと起こるのではないでしょうか。