ユニセフマンスリーサポートへ参加して子供たちを助けよう

最終更新日 2024年4月14日 by kurasi

ユニセフマンスリーサポートプログラムに参加すると、世界の恵まれない子供たちへの支援を便利に継続して行うことができるのが魅力です。
アフガニスタンや南スーダンをはじめ、世界の様々な地域には貧しさが原因であまり食べられず、栄養不良に苦しんでいる子供たちが1億人以上いるとされています。
その中でも特に深刻なのが、命に関わるほどの栄養不足になっている5歳未満の子供たちですが、そんな状態の子供も世界には1,430万人もいるのです。
日本で暮らしているとこういった世界の厳しい現実を知る機会がなかなかありませんが、テレビなどで恵まれない子供たちのことを知った時に悲しくなってしまったという人は多いのではないでしょうか。
個人で世界の貧しい子供たちへの支援を行うのは難しいと考えがちですが、このプログラムを使うと簡単に支援ができるため、参加を検討することをおすすめします。

公益財団法人日本ユニセフ協会が運営

ユニセフマンスリーサポートプログラムは、日本では公益財団法人日本ユニセフ協会が運営しています。
このプログラムに参加すると、毎月自分が決めた金額を銀行口座からの引き落としやクレジットカード決済で自動的に募金することができるのが特徴です。
普通、募金をする時は1回ずつ申し込みをしなければなりませんが、ユニセフマンスリーサポートプログラムなら申し込んでからご自分で停止の連絡をするまで、ずっと継続して毎月募金ができることが便利です。
申し込みはインターネット上からできるので、書類を送ったりするような手間をかけずに世界中の子供たちへの支援ができます。

ユニセフが行っている支援事業のサポートをすることが可能になる

このプログラムに参加して継続的に募金をすることで、どんな貢献ができるのかと言うと、ユニセフが行っている支援事業のサポートをすることが可能になります。
ユニセフでは、恵まれない子供たちがいる地域に行って栄養不良の子供の治療をするという活動を続けていますが、ユニセフマンスリーサポートプログラムで募金を続けると、そういった活動をしっかりと支えることができるのが良い点です。
例えば、中央アフリカ共和国で重度栄養不良に陥っていた3歳の子供を、ユニセフのスタッフは栄養治療用に特別に配合されたミルクを使って回復させることに成功しました。
はじめは衰弱しきっていた子供が入院して栄養治療を受けることで徐々に回復し、治療食を口にできるまでになりましたし、退院できた後にも定期的に治療食を受け取れるようにして経過観察を行うようにサポートも十分行いました。
ユニセフのこのような活動によって、世界の各地で年間数百万人の幼い子供たちが命をつないでいます。

貧困

予防接種用ワクチンやビタミンAなどの様々な支援物資を届けている

2019年には490万人の子供が重度急性栄養不良の治療を受けましたが、ユニセフの活動がなかったらその子供たちは助かっていなかった可能性が高いでしょう。
その他にもユニセフでは、貧しい人たちに栄養に関する知識を教えたり、学校給食の支援をするなどの活動も行っています。
世界各地の子供は栄養不足だけでなく、病気や衛生環境の悪さなどにも苦しめられていますが、ユニセフは子供たちが病気から守られるように予防接種用ワクチンやビタミンAなどの様々な支援物資を届けていることも知っておいて欲しい事実です。
世界の子供たちのためになることがしたいと思った時には、ユニセフマンスリーサポートプログラムに参加するのがおすすめです。

解約手続きについて

月々2,000円の募金を行うと、1年間では重度栄養不良を治療するためのミルクを889杯分子供たちに届けてあげることができます。
このプログラムはインターネットから申し込めるため、思い立った時にはすぐに参加してみてはいかがでしょうか。
もしも、途中で都合が悪くなって支援の金額を変更したり停止したくなった時には、電話かインターネットから連絡をすることにより手続きが行われるので安心です。
プログラムへの申し込みを済ませた後はウェルカムキットが送られてきますし、年に4回ユニセフニュースという広報誌が送付されてくることにより、各地の子供たちの状況やユニセフの行っている活動内容を知ることができ、支援活動に参加しているという実感が得られるのも魅力です。

募金は税額控除の対象になる

なお、ユニセフマンスリーサポートプログラムへの募金は、税額控除の対象になります。
その時は、所得控除と税額控除のどちらかから選ぶことになりますが、税額控除の方が従来よりも控除額が多くなることがほとんどであるため、ご自分にとって有利になる方を選んで確定申告をすると良いでしょう。
一例では税額控除だと、月々3,000円の募金をしていた場合に年間では最大13,600円の所得税が控除されることになるので、お金を有効に使うことができます。
ちなみにこのプログラムには個人だけでなく法人も参加が可能ですが、その場合はインターネットからの申し込みではなく、申込書を請求して参加することになります。

まとめ

地球上で暮らす全ての子供たちが幸せになる手伝いをしたいと思った人は、ユニセフの活動を毎月支援するプログラムに参加することでサポートするのがおすすめです。

 

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