最終更新日 2024年4月14日 by kurasi
女子高生となると思春期の真っ最中ということでいろいろな悩みを抱える年代となっているのですが、その中でも特に女子高生の多くが抱えている悩みとして知られているのが「父親との距離」です。
それまでは普通に接する事ができた父親との関係も、思春期に入ってくると父親への感情が嫌悪感などに変わってしまうため距離を取ってしまうと言う事も少なくありません。
ですが女子高生自身も嫌悪感を感じながらもその内心としては単純に父親とどのように接して良いのかわからなくなってしまっているだけと言うことが多く、どうすればいいのかと悩んでいると言う場合もあるようです。
このような悩みを抱えてる女子高生の場合、まずは何故父親に対して嫌悪感などの感情の変化が起きたのかというところを理解する必要があります。
と言うのも思春期になると性というものを自然と意識するようになってくるのですが、自分自身の女としての一面を意識するのと同時に父親に対しては今まで感じることがなかった男性と言う性を感じるようになります。
そのため嫌悪感や不快感を感じやすくなってしまいやすく、それまでのギャップや気軽に話しかけてくる・触れてくることに拒否感を感じてしまうようになっていまうのです。
また思春期に入ると生理によるホルモンバランスの乱れがより大きくなってしまうため、どうしてもイライラしてしまいがちです。
そこから父親の態度や存在に対して八つ当たりのような形でぶつかってしまう事になってしまうため、距離感が崩れてしまうというようなこともあります。
このように思春期に入ることによって内面で色々な変化が起こってしまうことから、異性である父親に対しての警戒心が出てしまっていると言うのが距離感を難しくしている原因だとされています。
ただし思春期に入った女子高生が全員父親に対してそのような態度を取ると言うわけではなく、中には距離感を良好に保てている親子もいます。
なので家庭環境や子供・父親の性格などによっても距離感で悩みを抱えるのかどうかが異なっているようです。
ではこのような悩みに対してはどのように対処していけば良いのかというと、まず女子高生などの子供の視点から言えばとりあえずそのようになってしまった原因を把握する事が最も重要だとされています。
父親との距離感が難しいと言う場合は単純に思春期だからと言うだけではなく、父親の性格やそれまでの接し方などが問題になっていることもありますし、加齢臭や口臭などの自分以外の人でも不快になってしまうポイントが原因になっていると言う場合もあります。
そのためまずは何が原因で父親との距離が難しくなってしまっているのかを把握して、自分がどうしてほしいのかと言うところを明確にすると言う事が大切です。
そうする事によって逆にどのようにすれば父親との距離を縮める事ができるのか・不快感や嫌悪感を解消する事ができるのかという解決策を見つける事ができます。
ただしそれを子供だけで見つけるということは難しいので、母親などの相談役と一緒に考えて対処すると言うのもひとつの方法です。
また父親との距離感が難しいと言う悩みを打ち明ける対象を見つけておくということも大切で、特に母親などの状況を理解してくれている人に相談すると言う事も大切な対処法です。
相談しておく事によって自分の口では言いにくい事も伝達してもらえる場合がありますし、父親との仲介役となって対処してもらえると言うメリットもあります。
特に父親と口を利きたくないと考えている人の場合は、母親などの仲介役を挟むことで父親と喧嘩することなく気持ちを伝える事ができますし、父親も母親の口から伝えられる事によって改善すると言う可能性もあるのでオススメです。